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【保存版】殺菌・消毒・除菌・抗菌・抗ウイルスの違いとは?正しく理解して効果的に使おう
◆ はじめに
「除菌99%」「抗菌加工」「ウイルス対策に!」といった言葉をよく目にしますが、それぞれの違いを正しく理解していますか?
実はこれらの言葉は意味も効果もまったく違うのです。
このページでは、**「殺菌・消毒・除菌・抗菌・抗ウイルス」**の違いをわかりやすく解説し、
効果的な衛生対策に役立つ知識をお届けします。
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◆ 各用語の違いと正しい意味
✅ 抗菌とは
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菌の増殖を抑える効果
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基準:24時間で菌が100分の1以下(抗菌活性値2.0以上)になること
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「菌を殺す」わけではないが、増えにくくする働き
✅ 抗ウイルスとは
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ウイルスの数を100分の1以下に減少させる効果(抗ウイルス活性値2.0以上)
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ウイルスの構造を破壊したり、不活性化することで増殖を防ぐ
✅ 除菌とは
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菌を取り除くこと(洗浄・拭き取り・一部殺菌も含む)
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「抗菌」と異なり、短時間(例:5分)で99%以上減らせれば「除菌」と表示可能
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工業団体により定義が異なることも
✅ 殺菌とは
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菌やウイルスを死滅させる行為
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すべての菌を対象とするわけではなく、1種類だけでも効果があれば「殺菌」と表記可能
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医薬品・医薬部外品など薬機法に基づき、認可された成分・製品のみ表示可能
✅ 消毒とは
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感染性・病原性のある微生物を死滅・除去・無毒化する行為
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「高水準・中水準・低水準」に分類され、対象とする菌やウイルスにより効果が異なる
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殺菌と同様、薬機法で管理された製品のみが「消毒」を名乗れる
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◆ 99%除去でも油断できない理由
「99%除菌」と聞くと十分な効果に思えますが、例えば元々100万個の菌がある場合、1万個が残ります。
わずか1個の菌が、条件によって数時間で26万個以上に増殖することも。
そのため、残存菌への対策や使用環境に応じた選択が重要です。
◆ 除菌剤使用時の注意点
以下の条件下では、除菌・抗菌効果が低下することがあります:
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有機物(汚れ)が残っている
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紫外線による成分変質
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濃度の低下やpHの変化
効果を十分に発揮させるためには、清掃・十分な濃度の維持・かけ流し使用などの工夫が必要です。
◆ 結論:用途に合った対策と正しい使用がカギ
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「抗菌=優れている」「殺菌=万能」ではなく、目的に応じた使い分けが重要
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表示されている用語の意味を理解し、商品ごとの性能や使い方を確認することが感染対策の第一歩です
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当社の除菌剤 「SS-P3EX」 は、以下の特徴を持つ高性能製品です:
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✅ 嘔吐物処理など過酷な環境下でも効果を確認済み
✅ スプレーで手軽に使用可能(アルコールのような使い心地)
✅ 成分安定性が高く、即効性と持続性を両立 -
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用語 主な効果 表示条件 注意点 抗菌 菌の増殖抑制 活性値2.0以上 即効性なし 抗ウイルス ウイルス減少 活性値2.0以上 即効性なし 除菌 菌の除去・一部殺菌 活性値2.0以上が多い 短時間効果が中心 殺菌 菌を死滅 薬機法対象製品 全菌対象ではない 消毒 感染性微生物の除去・無毒化 薬機法対象製品 高・中・低水準で効果差あり -
◆ 衛生対策は「理解」から始めましょう
あなたのご家庭や職場、施設にとって必要な対策は「除菌」?「殺菌」?
しっかりと違いを理解し、最適な製品を正しく使って、衛生管理を万全に整えましょう。